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世の中は期待値でできている

66日目

FX66日目

FXを勉強していると「期待値」というワードが頻出する。

計算式は知っているがもう少し知りたくなり世の中は期待値でできているという面白そうな本があったので読んでみた。

物凄く平易な言葉で書かれていてサクッと読めるので気分転換にちょうど良い本だった。

まず期待値を実際に計算するために以下の知識を学ぶ。

  • 集合
  • 順列・組合せ
  • 確率

ものすごく平易な言葉で書いてくれているので物凄くわかりやすい。

そして期待値を計算するには以下の作業が必要になる。

  1. 起こりうるすべての場合を列挙する
  2. それぞれの場合について起こりうる確率を計算する
  3. さらにそれぞれの場合について得られる(損をする)値段や値を計算する
  4. それらから期待値を計算する

基本的には以下の計算式で期待値を求める。

「値(利益・損失)✖️確率」の場合ごとの合計

本書の中で

「80万を持っており、サイコロを振って1以外の目が出ると100万をもらえるが1が出ると賞金は無しになる。チャレンジするか?」

という問題がある。

期待値としては83.3万になるのでやった方が良いということにはなる。

繰り返しやれるのであれば大数の法則からお得なのであろうけど1回だけとかだと多分やらないやつ。

リスクリーワードが悪すぎる。

本の中で一番気になったワードが以下。

「期待値的に得をする場合でも少しでも損をする確率を減らして儲かる努力をする」

トレード関係の本でもリスク管理の重要性が説かれている。

数学の世界から見てもそこが重要なんだろうと思わせてくれる一文だった。

統計とか全然わかりませんという人にはとても良い本。

統計はある程度知っているよという人は全く読まなくていい本。

統計ちゃんと勉強すると面白そうだなと思わせてくれる本だった。

統計の勉強を少しづつしていこう。

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この記事を書いた人

専門はソフトウェア開発です

色々と試してみた結果、FXが面白そうなのでやってみる
まずは1年は続けてみる(2022年3月10日から開始)

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